今までにあった最大の修羅場 £124
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828:名無しさん@HOME:2019/02/04(月) 05:09:34.21 ID:0.net
昨日日曜日、中学の同窓会で25年ぶりの復讐を成し遂げた。
 自分のメモ帳代わりにここに書いておく。

 中学の俺はイジメに会う日が毎日だった。1年では自律神経失調症で学校に行けなくなり、
2年では右足の靭帯を切って松葉杖が必須になった。
 そんな社会的弱者の俺に手を貸してくれる奴など誰も居なかった。

 教科書は盗まれる、上履きは勝手に使われる、松葉杖は壊される、「面白いから」という理由で、
小刀で顔を切られる。そんな毎日で、何度自殺しようと思ったか分からない。
 自分の一生をかけても復讐してやると思って卒業したのが、中学の思い出だ。

 高校に入ってすぐ、ボクシング部に入部した。大学ではキックにも手を出した。
全ては中学の奴等に復讐する為だけに、格闘技を覚えた。
だから俺はスパーはしても、試合に出た事は無かった。暴力さえ振るえればそれで良かったからだ。
 で、昨日が中学の同窓会の日だった。そこに行けば、当時俺をイジメてた奴に会えると思った。
もし目標が来ていれば、千載一遇のチャンスだ。

 俺の目標は3人。俺を「障碍者」「高校で会長?よほど低レベルな高校に入ったんだね」
「もう二度と話しかけないくれる?雑魚と一緒に見られたくないから」と言った今西。
 次は酒田。こいつは後述する吉田のツレで、俺をサンドバッグのように殴っては笑っていた奴だ。
 最後が本命の目標、吉田だ。コイツは何もかもが最悪だった。吉田が剣道部に入っているからという理由で、
俺に傘を持たせ、木刀で傘をへし折りながら俺の腕を折った奴だ。空き時間になると必ず俺の所に来て、
殴る蹴る、ガラスに頭を突っ込ませてガラスを割る、何でもありの屑だった。
 当時、中学に通う登校で「今日は吉田に会いませんように」と祈りながら登校したものだ。

829:名無しさん@HOME:2019/02/04(月) 05:10:45.87 ID:0.net
2月3日日曜日。同窓会の日だ。俺は席の端で3人が居ないか確認した。あれから25年も経っている。
顔を見ても分からないだろうが、同窓会のノリで誰かが3人の名前を叫ぶかもしれない。そこを狙った。
 「おーい今西。ビール持って来いよ」来た!最初の目標、今西だ。俺はすぐに席を立つと今西の元に向かい
「よお。久しぶりだな。お前が差別した俺だよ。とりあえず、死んでくれないかな」今西は「は?誰?俺?」と困惑している。
 椅子に座っている今西におもむろに左フック。今西が「ぶふぅ!」と叫んで椅子から吹き飛ぶ。俺は奴の胸倉を
掴んで立たせ「テメーにイジメられた俺だよ!殺すからな!」と叫んで顔面にワンツー。倒れかける今西の腹に右ボディ。
今西、無様に床に倒れる。
 不思議な事だが、俺はこの同窓会で100発以上パンチとキックを入れたが、その1発1発の感触を明確に覚えている。
多分、脳みそが「過去のトラウマを晴らせ」と協力してくれたんだろう。
 倒れた今西に馬乗りになり「ふん!ふん!ふん!」と呼吸しながらひたすら顔面を殴る。俺は両手にバンテージを
巻いてきておいたから、人間の顔を殴っても痛みは無い。(素手で顔を殴ると最悪、自分が骨折する)
 後ろで「おい!何やってるんだよ!」と声がするが無視。肩を掴まれたので、ウザいのでその手を捻り上げて、ソイツにも
ボディを食らわせて黙らせる。
 改めて今西を見ると、顔面血だらけで、目も虚ろだ。鼻も折っただろう。コイツはもうブチ殺した。止めに延髄に蹴りを入れて次の目標に向かう。
 この出来事で同窓会の市民ホール内が騒然となるが無視。勝手にビビってろ。
 「酒田!テメーどこだ!次はテメーだよ!」
 だが誰も名乗らないし、周りを見渡しても居るような気配が無い。入り口に戻って出席者名簿を見ると、坂田は来ていないらしい。クソが。1匹逃した。

830:名無しさん@HOME:2019/02/04(月) 05:15:48.35 ID:0.net
最後は本命、吉田だ。コイツは出席簿にチェックがあった。同窓会に来ている。
 「吉田!俺だ!お前の目玉潰して障害者にしてやるぞ屑が!はよ出て来いや!」と叫んでホール内を練り歩く。
 「お前、何組の誰だ!」と声が上がったのでそちらを向くと、一人の男がビール瓶片手にこちらに近づいてきた。
 「お前、吉田か。3組の俺だよ。中学では散々世話になったな。お陰で人を殴っても何も感じなくなったよ。
ボクシングとキック、どっちで死にたい?」
 先に書いた通り、吉田は中学3年間剣道部所属だった。高校から別の格闘技に転向したかもしれない。
もし柔道辺りのグラップル系だと厄介だ。それに体格が違う。背は俺と同じ位だが、奴は体重は80kgはいってそうだ。
俺は70kg。ボクサーに取ってはデカいハンデだ。
 だがコイツは今、ビール瓶なんぞを手にしている。格闘技が出来るなら、そんな物を持って来ないはずだ。コイツ、素人か?
 吉田が俺の6歩手前まで来た時点で、ファイティングポーズを取り、前ステップ、左ジャブ、右ストレート、左フック、
右アッパーのコンビネーションを放つ。これが実にきれいに奴にヒットした。腹を押さえてよろける奴に、左手で奴の胸倉を
掴んで「ふん!ふん!ふん!」と右ボディを入れまくる。「ぐぇ!げほ!」と叫ぶ吉田。左手を離し、前蹴りで奴を吹っ飛ばす。
 ・・・弱い。コレが本当に俺をイジメていた吉田なのか?雑魚を通り越して、格闘技の素人以下だ。倒れた吉田の顔を
思い切り踏みつけ、奴の鼻に真上からストレートを放つ。骨が砕ける感触が出るまで、ひたすら鼻を殴る。同時に髪を掴んで、
後頭部を何度も床に叩き付ける。吉田は「やめ・・・やめて」と弱々しく懇願するが、止めるはずないだろう?お前が中学時代に、
どれほど俺をイジメたと思ってるんだ。
 後はもう、文章に出来ないほどに奴を殴りつけ、蹴りまくった。金的も目潰しもミゾも人体のあらゆる場所に打撃を入れた。
性的不能にしてやろうかと、金的は徹底的に狙った。

831:名無しさん@HOME:2019/02/04(月) 05:19:16.51 ID:0.net
俺も我を忘れていたな。気が付けば俺を鬼か何かのように遠巻きにしてる連中と、同級生が連れてきた子供の泣き声だけが
ホールに響いていた。
 今西も吉田もボロ屑のように床に倒れている。

 復讐は(未完全だが)終わった。最後に吉田の頭を蹴っ飛ばして、俺は同窓会の市民ホールから去った。
気が付けば俺の指からも出血していたが、多分、顔を殴った際に歯で切ったんだろう。だが心地良い痛みだ。
俺は25年前間抱えた恨みをようやく晴らしたのだ。
 おそらく誰かが警察を呼んで、俺は刑事罰を受けるだろう。だが、どれがどうした。俺には一点の後悔もやましい気持ちも無いし、
これで刑務所行きなら本望だ。

 そして家に帰り、眠りに落ちて急に目が覚めて、これを書いている。
 「イジメた方では遊びでも、イジメられた方は怨念を残す」と誰かが言っていたな。
 25年ぶりの復讐だ。今西と吉田には素敵なプレゼントをしてあげたと誇りに思っているよ。


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